愛車セロー225のシフトペダルがすかすかで戻らなくなった。
どうやらスプリングが折れてしまったようだ。
大き目のプラスドライバーを使ってハンマーでショックを与えながらボルトを外していく。ボルトは長さがばらばらで各所がわからなくならないように順番に置いたほうがいいかも。
早速クランクケースカバーをはずして見ると案の定シフトシャフトの根元についているスプリングが折れて効かなくなっている。よくギアに噛まないでいてくれたものだ。
クラッチをばらす。
4本のスプリングとセンターのロッドをはずしてクラッチ板を静かにはずす。
ばらばらにならないようにやさしく扱うこと。センターのプッシュロッドはプライヤーなんかでつかんで引っ張ると抜けてくる。
これはOリングで止まっているだけなので回しても回しても抜けない。引っこ抜くようにするとスポッと抜けてくるがその奥にある小さなボールも出てくるので注意しよう!無くしてしまわないように!
シフトロッドを静かに抜くとこんな感じ。リングをはずしてスプリングを取り替える。暗くて見えにくいがストッパーを挟むような感じで取り付ける。あとははずしたように組み込んでいこう。日がたつと忘れてしまいそうなので、さっさと組み上げる。
無駄なく作られているのでカチッとはまる。無理にたたいて入れることのないように気をつけよう。
クランクケースカバーのパッキンが破れていたので、これも交換。クランクケースカバーや本体側にこびりついているパッキンのかすを、きれいにするのを忘れないように!スクレーバーなんかで傷つけないように取り除こう。
今回の部品代金
シフトシャフトのスプリング:137円
クランクケースカバーのパッキン:987円 也
クラッチの最終調整は組み上げてオイルを入れてハンドルのアジャスターで調整する。
クラッチをはずすのに工具がなかったので自作してみた。
ユニバーサルホルダーは買っても1500円ほどで売っているが送料が高かったので作ってみた。問題なく使える。ちなみにヤマハ純正のユニバーサルホルダーは7000円もした。
以上 サンデー「ド素人メカニック」