高いけど銭失ったブーツ

安物買いの銭失いで毎年失敗する長靴だけど。これは結構高いくせに銭を失った。悔しかったのでメモしとこう。

価格は26,000円くらいだった。履いた期間は4年ほど。しかし、時間にするとたいしたことないはず。雪道ではなかなか滑るソールなので冬はほとんど使わない。毎日トレッキングするわけではないので週に一度ほどの割合で使用したとしても、いつも履く靴よりははるかに使用頻度は少ない。それでもハードな岩場を歩く事もあるので考慮する。

boroboro

ある日地下街を歩いているとバナナの皮を踏んだような感触を右足の裏で感じた。

足元を見ても何もない。また歩くが少ししてまた同じ感触!足を上げてみると、なんとソールが大きく口を開いてあぱあぱしてた。

しょうがないので靴紐を解いて応急処置。5分ほど歩くと今度は左足に同じ感触。両足とも剥がれてしまった。見事な剥がれっぷりだった。
たまたまトレッキング中でなかったから良かったもの、山の上なら裸足同然で下山しなければならなかった。

bira

それほどハードに使用したわけでもないのにと思ったが、諦めて新しいブーツを買いに行くことに。

そこで嫌味のひとつでも言ってやろうかと思っていたら玄関先にこんなポスターがでかでかと張り出されていた。配布用のチラシまである始末。

「トレッキングブーツにも寿命があります」
まさに自分のブーツと同じ状態の写真を掲載したチラシが・・・

これによると素材に使っている「ポリウレタン」には寿命があって経年劣化で靴底がはがれる、使用しなくても寿命は来る、製造後5年が寿命の目安だが保存状態などによってさらに短くなる。などと納得いかない理由と応急処置方法を記載して配布していた。

これってアリですか?

これは靴屋がこの素材はいいと思って作ったが後で失敗と判明、あわてて先手を打ったもののように感じてならない。悪く捉えると「共謀して」寿命があるから私たちは悪くないんですよと言わんばかり。もう買わない。

goodjoboot

10年ほど履いている「ティンバーランド」のブーツ。ろくに手入れもしないで岩山をがりがり歩き、バイクに乗るときも履くため雨にもがんがんさらしたが、壊れる様子もなく剥がれる様子もない。足を守るブーツはこうでなきゃ・・・
ちなみに値段は17,000円ほどだったと思う。

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